Soranoha

鬼桃太郎

おにももたろう

尾崎 紅葉

〔図〕fig50355_01.png
「おにが嶋の文字にて」の図

〔図〕fig50355_02.png
「鬼桃太郎」の図

むかし〱翁ぢゞは山やまへ柴刈しばかりに、

媼ばゞは洗濯せんたくの河かはにて、拾ひろ

ひし桃實もゝの裏うちより

生うまれ出いでたる桃太郎もゝたらう、

猿さる雉子きじ犬いぬを引率いんぞつして

この鬼个島おにがしまに攻來せめきたり、

累世よゝの珍寳たからを分ぶん

捕どりなし、勝矜かちほこらせて

還かへせし事こと、この島しま末まつ

代だいまでの耻辱ちじよくなり、

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「鬼王」の図

あはれ願ねがはくは武勇ぶゆう

勝すぐれたる鬼おにのあれかし

其力そのちからを藉かりてなりともこの

遺恨うらみ霽はらさばやと、時ときの王鬼わうおに

島中しまぢゆうに觸ふれを下くだし、誰たれにても

あれ日本につぽんを征伐せいばつし、桃太郎奴もゝたらうめが

若衆首わかしゆくびと、分捕ぶんどられたる珍寳たから

を携たづさへ還かへらむものは、此島このしまの

王わうとなすべしとありければ、血氣けつきに逸はやる

若鬼輩わかおにども、ひこ〱と額ひたひの角つのを蠢うごめかし、

我われ功名こうみやうせむと想おもはざるはな

けれども、いづれも桃太郎もゝたらう

が技掚てなみに懲こり、我われはと名乘出なのりい

づるものもあらざりけり、

〔図〕fig50355_04.png
「鬼王の觸」の図

茲こゝに阿修羅河あしゆらかはの畔ほとりに

世よを忍しのびて、侘わびしく住す

みなせる夫婦ふうふの鬼おにあり

けり、

もとは鬼个おにが

島しまの城門じやうもんの

衞司まもりつかさにてあ

りけるが、桃もゝ

太郎たらう攻入せめいりの

砌みぎり敢あへなくも

鐵てつの門扉とびらを打摧うちくだかれ、敵軍てきぐん

乱入らんにふに及およびし條でう、其身そのみの懈怠おこたりに因よるものなり

とて、斜なゝめならず王鬼わうおにの勘氣かんきを蒙かうふり、官くわんを剥はがれ世よに疎うとまれ、

今いまは漁人ぎよじんとなつて餘命よめいを送おくるといへども、何日いつかは身みの罪つみを償あがなうて再ふたゝび

世よに出いでむことを念懸こゝろがけ、

子鬼こおに

の

角つの

の束つかの間まも

忘わするゝ間ひまぞなかりける、さる

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「夫婦の鬼」の図

ほどに此觸このふれを聞きく嬉うれしさ、茨木いばらき

童子どうじが斷落きりおとされし我わが片腕かたうでをも見みた

らむ心地こゝちして、此時このときなりと心こゝろばかりは

逸はやれども、嚮さきに城門じやうもんの

敗戰やぶれに桃太郎もゝたらうと亘合わたりあ

はせ、五十貫目ごじつくわんめの鐵棒てつのぼうもて、

右みぎの角つのを根元ねもとより摧折ひしをられた

る創きずの今いまに疼いたむこと頻しきりにして、

不治ふぢの疾やまひを得えたりければ、合戰かつせんな

むど思おもひも寄よらず、かゝる時とき子こだ

にあらばと頻しきりに妻つまなる鬼おにを罵のゝしりぬ、

されば妻つまの言いひけるは、傳聞つたへきく日本につぽんの

桃太郎もゝたらうは、河かはに流ながれし桃もゝより生うまれて武ぶ

勇ゆう拔群ばつくんの小兒こせがれなり、尋常なみ〱なる鬼胎おにのはらより出いで

なむ鬼兒おにのこにては、彼奴かれめが敵手あひてとならむこと

覺束おぼつかなし、妾わらは夜叉神やしやじんに一命いちめいを奉さゝげて、桃太郎も〻たらう

二倍ふたつがけなる武勇ぶゆうの子こを祷いのるべしと、阿修羅河あしゆらがは

の岸きしなる夜叉神社やしやじんじやに參籠さんろうし、三七日さんしちにちの夜よに

して始はじめて靈夢れいむを蒙かうふり、その拂曉あかつき水際みぎはに立たち

出いでゝ見みれば、いと

大おほきなる苦桃にがもゝ一ひと

顆つ浮波々々ふは〱と浮來うききたりぬ、扨さてはと嬉うれしく

抱還いだきかへれば、待構まちかまへたる夫をつとの喜悦よろこびたと

ふる方かたなし、

〔図〕fig50355_06.png
「夜叉神と阿修羅河」の図

割さきて見みれば果はたせるかな、核さねお

のづから飛とむで坐上ざじやうに躍をどると見み

えしが、忽焉たちまち其長そのたけ一丈五

尺の青鬼あをおにと變へんじ、紅皿べにさらの

ごとき口くちを開ひらき、爛々らん〱た

る火〔炎+稻のつくり〕くわえんを吐はきて矗すつくと立たつた

る其風情そのふぜい、鬼おにの眼めにさへ

恐おそろしくも、また物凄ものすごくぞ見みえたりける、

苦桃にがもゝの裏うちより生うまれたればとて苦桃太郎にかもゝたらう

と名乘なのらせぬ、扨さて夫婦ふうふ所志おもふよしを語かたりけれ

ば苦桃にかもゝ大おほいに喜よろこび、易やすき事ことかな、我われ一跨ひとまたぎに日本につぽんへ推渡おしわたり、三指みつゆびにて桃太もゝたが

そつ首くび引拔ひきぬき、其國そのくにの珍寳たからの有あらむ限かぎり引攫ひきさらうて還かへるべし、

〔図〕fig50355_07.png
「苦桃太郎の誕生」の図

これより出陣しゆつぢん〱と勇いさみ立たてば、夫婦

のいふやう、此條このでう王鬼わうおにに

届出とゞけいでずして我儘わがまゝに出立しゆつたつせば、或あるひは功こう

も功こうとならずして、却かへつて咎とがめのあらむも

測はかり難がたし、夫婦われらは罪つみを負おふ身みの

拜謁おめみえ愜かなはざればとて、苦桃太郎にがもゝたらう

單身ひとりして王城わうじやうに到いたらしめ、桃太郎もゝたらう

征伐せいばつの義ぎを言上ごんしやうしければ、王鬼わうおに火〔炎+稻のつくり〕ほのほ

を吐はきて悦よろこぶこと限かぎりなく、八角はつかくに削成けづりな

して二百八十八箇かの銀星ぎんのほし打うつたる鐵棒てつのぼうを

賜たまひ、爾なんち之これを以もつて桃奴もゝめが腰骨こしぼね微塵みぢんに碎くたけよとありければ、

苦桃太郎にがもゝたらう冷笑あざわらひ、桃太郎もゝたらう風情ふぜいの小童こわつぱ十人二十人、虱しらみを拈ひねるよりなほ易やすきに、

安なんぞ武器ぶきなどの入いり候さふらふべき、

假初かりそめにもかゝる物ものを賜たまふ

事こと頗すこぶる某それがしが武勇ふゆうを氣遣きづか

ひたまふに似にたり、無礼ぶれい

は御免おんゆるし候へ、これ御覽ごらんぜ

よ方々かた〲と、側そばなる鐵てつの圓柱まるばしら

を小指こゆびもてゆら〱と盪搖おしうごか

せば、滿座まんざ齊ひとしく色いろを失うしなひ、やれ

苦桃にがもゝ技掚てなみは見みえたり、止やめよ〱と

震慄おのゝきけり、

〔図〕fig50355_08.png「苦桃太郎の技掚」の図

王鬼わうおに近ちかく苦桃にがもゝを

招まねきて、かかる爾なんぢ

が武勇ふゆうを以もつて

せば、桃太郎もゝたらう

を滅ほろぼさむ

事こと疑うたがひなし、別べつ

に取とらすべきものありと、

自家みつから穿はぎ

たりし白びやく

虎この生皮いきがはも

て造つくれる褌はかまを解ときて

投出なげだしたま

へば取とつて戴いたゞき、

双そうの角つのに引懸ひきかけ、

手振てふり足拍子あしべうし

可笑をかしく外道舞げだうまひ

といふを舞まひ、喜よろこび

勇いさむで退出まかんでけり、

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「外道舞」の図

明日あしたともなりぬれ

ば王城わうじやうより使者ししや向むか

ひて、鐵線はりがねの嚢ふくろに人にん

間げんの髑髏されかうべの附燒つけやき十と

箇をを盛もりて、かの桃もゝ

太郎たらうが黍團子きびだんごに擬なぞら

へ、之これを兵粮ひやうらうにとて

賜たまはりぬ、

徂々ゆき〱て鬼个島おにがしまの堺さかひ

に來きたりたる頃ころ、魔風まふう遽にはかに颯々さつ〱と吹荒ふきすさ

み、瀑たきのごとくに暴雨ばうう沃そ〻ぎて天地てんち鳴めい

動どうし、坤軸こんぢくも折をるゝかと想おもふばかりなり、

あら心地好こゝちよき光景ありさまやと、少しば

時し立留たちとゞまつて四方しはうを屹きつと見みてあ

れば、魔王嶽まわうがだけの絶頂ぜつてうに當あたりて、電でん

光くわうの閃ひらめく裏うちに金色こんじきの毒龍どくりよう現あら

はれ、此方こなたを目懸めがけけて「目懸めがけけて」はママ箭やを

射いるごとく飛來とびきたる、やあ小こ

〔図〕fig50355_10.png
「毒龍」の図

賢さかしき長虫ながむしの通力立つうりきだて、寄よらば目めに物もの

見みせむと刀足ちからあし「刀足」はママ蹈鳴ふみなら

して身構みがまふる間まに、かの毒龍どくりよう舞まひ

下さがりて太郎たらうが前まへに蜷とぐら屈まく

こと十三卷まき、舌したを吐はき首くび

を俛たれていふやうは、某それがしは

魔王嶽まわうがたけの絶頂いたゞきなる湖水みづうみに

歳久としひさしく棲すめる龍王りやうわうなるが、

日本につぽんの地ちに罷在まかりある眷族けんぞくの蛇類へびども、かの

桃太郎もゝたらうが家臣かしんなる雉子きじの一類いちるゐの爲ため

に、食はまるゝこと年々ねん〱その数かずを知しらず、

いかにもして此この遺恨うらみ報かへさ

ばやと思おもふ事こと久ひさしけれど、孤ひ

獨とりの力ちから及および難がたく、無念むねんを呑のむで瞋恚しんい

の炎燄ほむらを吐はく折をりから、將軍しやうぐん此度このたび桃太もゝた

郎らう征伐せいばつのよしを聞及きゝおよび、願ねがはくは

御手おんてに隨從ずゐじゆうして微力びりよくを竭つくし、

御威勢ごゐせいを以もつて一族いちぞくの積つもる恨うら

みを散さんぜんとて、これまで

御出迎おんでむかひ仕つかまつりぬ、あはれ

御從軍おんとも御許おんゆるしあらば、身みの面目めんぼく之これに過すきじとありければ、

苦桃太郎にがもゝたらう喜悦きえつ淺あさからず、腰こしなる髑髏どくろ一個ひとつ取とら

せて主從しゆうじうの契約ちきりを結むすびぬ、

〔図〕fig50355_11.png
「主從の契約」の図

爾時そのとき毒龍どくりようのいひけるは、徃時いんじ桃太もゝた

郎らうは雉子きじ猿さる犬いぬの三郎党さんらうだうを從したが

へて、大勝利たいしようりを得えし例ためしに傚ならひ、

將軍しやうぐんも亦また好よき郎党らうだうを召めしたま

はずや、某それがしが無二むにの交まじはりを結むす

べる二頭にひきの勇者つはものあり、も

し御意ぎよいあらば立所たちどころに

召寄めしよすべしとの推すゐ

擧きよに、千羊せんやうの皮かは

は一狐腋いつこのえきに

如しかずの本ほん

文もん、なまじひ

なる

輩やからは却かへつて足手あして

纒まとひなれど、御身おんみが信しんじて一いつ

方はうの大將たいしやうともなすべき器き

量りやうありと

せば、早々さう〱

その者ものを召寄めしよせた

まへといふ、恐おそれ多おほき

申分まうしぶんには候さふらへども、類るゐ

は友ともを以もつて聚あつまる

の喩たとへ、其それがし「其それがし」はママ不肖ふせうとい

へども魔王嶽まわうがたけ

の龍王りようわうなり、

凡俗ほんぞくなる狐狸こりの

輩ともがら

を友ともと

せむや、

まづ召寄めしよ

せて見參げんざん

に入いれむ

〔図〕fig50355_12.png
「大狒と狼」の図

と、二振ふたふり三振みふり尾を

を掉ふれば響ひゞき宛然さながら金鈴きんれいのごとし、之これを合圖あひづに

北方ほくはうより忽然こつぜんとして白毛朱面ひやくもうしゆめんの大狒おほひしルビの「おほひし」はママ飛來とびきた

り、西方さいはうよりは牛うしかと見紛みまがふばかりの狼おほかみ

躍出をどりいでて、一齊いつせいに太郎たらうが前まへに額ぬかづけ

ば、苦桃にかもゝ岩角いはかどに腰こし打懸うちかけ、鴆ちんの羽は

扇あふぎにて麾さしまねき、實げに頼たのもしき器き

量りよう骨格こつがら、狒ひしルビの「ひし」はママは猿さるの首領かしらにして狼おほかみ

は犬いぬの強敵がうてきたり、之これに加くはふるに

毒龍どくりようあれば、桃太郎もゝたらうを一戰いつせんに

撃破うちやぶらむ事こと、鐵槌てつつゐを以もつて

土噐かはらけを摧くだくがごとし、いざ

引出物ひきでもの取とらせむと、また二ふた

箇つの髑髏どくろを與あたへ、いでや出陣しゆつぢんと立上たちあがれば、毒龍どくりよう再ふたゝび策さく

を献けんじていはく、某それかしに飛行自在ひぎやうじざいの術じゆつの候、瞬時またゝくまにして

日本國につぽんこくに到いたるべしと、虚空こくうに向むかつて呼吸いきを吐はけば、

不思議ふしぎや黄雲くわううん遽然にはかに蒸むして眼前がんぜんに聚あつまりぬ、主從しゆうじう之これに打うち

乘のり、宙ちゆうを飛とぶこと西遊記さいいうきの繪ゑのごとく、一晝夜いつちゆうやにして

眼界がんがい果はてしなき大洋おほうなばらの上うへにぞ來きたりける、

〔図〕fig50355_13.png
「飛行自在の術」の図

苦桃太郎にがもゝたらう不審ふしんを起おこし、我等われら神通力じんつうりきを以もつてかく飛行ひぎやうしなが

ら、未いまだ日本につぽんの地ちに着つかざる理りなし、毒龍どくりよう爰こゝは鬼个島おにがしま

を去さること若干里いくばくぞ、さん候、大約おほよそ十二万三千四百五十六億七千八

百九十里、おつと其それ

は行過ゆきすぎたり、

戻もどせ〱と逆飛雲ぎやくひうんの法はふ

を行おこなはせて、無二むに

無三むざんに退もどるほどに還かへるほどに、

また戻過もどりすぐること九十八万七千六百五

十四億三万二千と一百

里、これではならぬと

また出直でなほして、行ゆけば行過ゆきす

ぎ、戻もどれば戻過もとりすぎ、行ゆきつ戻もどりつ、戻もどりつ行ゆきつ、

左ひだりへ翔かけり右みきへ走はしり、四面八角しめんはつかく縱横無盡じうわうむじんに飛とひ

廻まはるほどに、流石さすがの毒龍どくりようの魔力まりきも限かぎりあれ

ば次第しだいに疲つかれ、雲くもは弱よわりて薄うすれ行ゆき、今いまは

古綿ふるわたのごとく此處こゝも寸斷ちぎれ彼所かしこも寸斷ちぎ

れて、放下ほけたる空隙あなより踐外ふみはづして、狒ひしルビの「ひし」はママ狼おほかみは

敢あへなくも泡立あはだつ海ふみルビの「ふみ」はママに落入おちいりて、鰐魚わにの餌食ゑじき

となりけらし。

〔図〕fig50355_14.png
「狒狼が海に落入」の図

苦桃太郎にがもゝたらう之これを見みるより奮然ふんぜんとして怒いかりを

爲なし、おのれ毒龍どくりよう、爾なんぢが魯鈍うつけの故ゆゑを以もつて、股肱ここうの臣しんを喪うしなひ

たるぞ、軍陣ぐんぢんの門出かどでに前さい

徴さき惡わるし、憎につくき奴やつ

と拳こぶしを固かためて、

毒龍どくりようの眞額まつかふ

碎くだけよと乱つゞけ

打うちに撃うちければ

もとより暴氣あらき

の毒龍どくりようは發憤いかりの

眼まなこに朱しゆを濺そゝき、金きん

の鱗うろこを逆さかだてたるは木葉このは

に風かぜの吹ふくごとし、

〔図〕fig50355_15.png
「毒龍が苦桃太郎を卷裹める」の図

やあ小憎こにくきおのれが大將面たいしやうづら、

いで龍王りやうわうが本事てなみを見みよと、十間じつけん

餘あまりの尾をを風車かざぐるまのごとくに舞ま

はして、苦桃太郎にがもゝたらうを七卷なゝまきに卷裹まきくるめ、骨ほねも微み

塵ぢんと固緊しめつくれば、物々もの〱しやと苦桃太郎にがもゝたらう、惣身そうみ

にうんと力ちからを籠こむれば、さしもの毒どく

龍りよう弗ふつつと斷きれ、四段よだんとなつ

て仆たふるれば、魔力まりき忽たちまち

解とけて雲くもは吹消ふきけすご

とくなくなれば、

何なにかは以もつて堪たまるべ

き、苦桃太郎にがもゝたらう迢はる

々かの虚空こくうより

足場あしばを失うしなひ、小石こいしの

ごとく眞一文字まいちもんじに

舞下まひさがりて、漫々まん〱たる大海だいかいへぼかん!

〔図〕fig50355_16.png
「苦桃太郎の落下」の図

底本 / Source edition

底本:「名著複刻 日本児童文学館 第一集」ほるぷ出版
1976(昭和51)年5月発行
底本の親本:「鬼桃太郎」幼年文學叢書、博文館
1891(明治24)年10月11日印刷出版
初出:「鬼桃太郎」幼年文學叢書、博文館
1891(明治24)年10月11日印刷出版
※表題は底本では、「鬼桃太郎《おにもゝたらう》」となっています。
※変体仮名は、通常の仮名にあらためました。
※挿絵は底本に収録されている富岡(藻齋)永洗(1864(元治元)年~1905(明治38)年)のものを使用しました。
※「苦桃太郎」に対するルビの「にかもゝたらう」と「にがもゝたらう」、「阿修羅河」に対するルビの「あしゆらかは」と「あしゆらがは」、「爾」に対するルビの「なんぢ」と「なんち」、「武勇」に対するルビの「ぶゆう」と「ふゆう」の混在は、それぞれ底本通りです。
※改行及びルビが単語単位ではなく分割されているのは、底本通りです。
入力:田中哲郎
校正:みきた
2018年12月24日作成
青空文庫作成ファイル:
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TEI
/works/050355_000091/tei
プレーンテキスト / Plain text
/works/050355_000091/plaintext
書誌 / Bibliography
/works/050355_000091/

尾崎 紅葉「鬼桃太郎」(旧字旧仮名)、底本『名著複刻 日本児童文学館 第一集』ほるぷ出版、1976年。Soranoha Aozora Bunko TEI Corpus, 050355_000091, release 913b24012e16. https://doi.org/10.5281/zenodo.22718079

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