湧く水のように
自然の素直さ
自然の親しさ
親しさの深まった
少女と少年の
永遠をねがう二人の
愛 親しみ
子供から大人へ
成長してゆく
ありのままの
素直なねがい
りんどうと野ぎくと
花にたとえて
りんどうの花しか知らぬ
触れもせぬ
野菊の花の
りんどうの花しか知らぬ
子供をみもごり
死んだ方がいいのです
死んだ手に
りんどうの花と手紙とにぎられていた
「のぎくのごとききみなりき」をみて
中野 鈴子
湧く水のように
自然の素直さ
自然の親しさ
親しさの深まった
少女と少年の
永遠をねがう二人の
愛 親しみ
子供から大人へ
成長してゆく
ありのままの
素直なねがい
りんどうと野ぎくと
花にたとえて
りんどうの花しか知らぬ
触れもせぬ
野菊の花の
りんどうの花しか知らぬ
子供をみもごり
死んだ方がいいのです
死んだ手に
りんどうの花と手紙とにぎられていた
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913b24012e1626b47bebf5a14fd31773728229efdb088f1ceb934717c1ac800c中野 鈴子「「野菊の如き君なりき」を見て」(新字新仮名)、底本『中野鈴子全詩集』フェニックス出版、1980年。Soranoha Aozora Bunko TEI Corpus, 060980_001637, release 913b24012e16. https://doi.org/10.5281/zenodo.22718079