鞭の影が
地図の上に
のびたりちぢんだりする
先生の声がとぎれると
虫の音が部屋にみちてくる
学問のたのしさ
そしてまた何というさびしさ
本の上に来て
髭をふる
しべりあの地図より青いすいつちよよ
やがくせい
木下 夕爾
鞭の影が
地図の上に
のびたりちぢんだりする
先生の声がとぎれると
虫の音が部屋にみちてくる
学問のたのしさ
そしてまた何というさびしさ
本の上に来て
髭をふる
しべりあの地図より青いすいつちよよ
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913b24012e1626b47bebf5a14fd31773728229efdb088f1ceb934717c1ac800c木下 夕爾「夜学生」(新字旧仮名)、底本『日本の詩歌 26 近代詩集』中央公論社、1970年。Soranoha Aozora Bunko TEI Corpus, 060960_002088, release 913b24012e16. https://doi.org/10.5281/zenodo.22718079