雪はふる 雪はふる 聲もなくふる雪は 私の窗の半ばを埋める 私の胸を波だてた それらの希望はどこへ行つたか ――また今宵 それらの思出もとび去りゆく 夜空のかぎり 雪はふる 雪はふる 雪は思出のやうにふる 雪は思出のやうにふる また忘却のやうにもふる