どこかで鳥の聲がする 雪の山の黄昏時 私は一つの尾根に彳つ 谿間の宿のランプの灯 私の部屋の小さな窗 窗に映つた帽子の影 あはれあはれ それは思出のやうに見える 微かな谿の水の聲