十一月の夜をこめて 雪はふる 雪はふる
黄色なランプの灯の洩れる 私の窗にたづね寄る 雪の子供ら
小さな手が玻璃戸を敲く 玻璃戸を敲く 敲く さうしてそこに
息絶える 私は聽く 彼らの歌の 靜謐 靜謐 靜謐
ゆき
三好 達治
十一月の夜をこめて 雪はふる 雪はふる
黄色なランプの灯の洩れる 私の窗にたづね寄る 雪の子供ら
小さな手が玻璃戸を敲く 玻璃戸を敲く 敲く さうしてそこに
息絶える 私は聽く 彼らの歌の 靜謐 靜謐 靜謐
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913b24012e1626b47bebf5a14fd31773728229efdb088f1ceb934717c1ac800c三好 達治「雪」(旧字旧仮名)、底本『三好達治全集第一卷』筑摩書房、1964年。Soranoha Aozora Bunko TEI Corpus, 058734_001749, release 913b24012e16. https://doi.org/10.5281/zenodo.22718079