ちちのみの父を負ふもの
ひとのみの肉と骨とを負ふもの
きみはゆくゆく涙をながし
そのあつき氷を踏み
夜明けむとするふるさとに
あらゆるものを血まみれにする
萩原朔太郎
あいのししゅう
萩原 朔太郎
ちちのみの父を負ふもの
ひとのみの肉と骨とを負ふもの
きみはゆくゆく涙をながし
そのあつき氷を踏み
夜明けむとするふるさとに
あらゆるものを血まみれにする
萩原朔太郎
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913b24012e1626b47bebf5a14fd31773728229efdb088f1ceb934717c1ac800c萩原 朔太郎「愛の詩集──01 孝子実伝」(新字旧仮名)、底本『抒情小曲集・愛の詩集』講談社文芸文庫、講談社、1995年。Soranoha Aozora Bunko TEI Corpus, 056575_000067, release 913b24012e16. https://doi.org/10.5281/zenodo.22718079