テンピにかけて
焼いたろか
あんなヘナチヨコ詩人の詩
百科辞典を引き廻し
鳥の名や花の名や
みたこともないそれなんか
ひつぱり出して書いたつて
――だがそれ程想像力があればね――
やい!
いつたい何が表現出来ました?
自棄のない詩は
神の詩か
凡人の詩か
そのどつちかと僕が決めたげます
(テンピにかけて)
中原 中也
テンピにかけて
焼いたろか
あんなヘナチヨコ詩人の詩
百科辞典を引き廻し
鳥の名や花の名や
みたこともないそれなんか
ひつぱり出して書いたつて
――だがそれ程想像力があればね――
やい!
いつたい何が表現出来ました?
自棄のない詩は
神の詩か
凡人の詩か
そのどつちかと僕が決めたげます
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913b24012e1626b47bebf5a14fd31773728229efdb088f1ceb934717c1ac800c中原 中也「(テンピにかけて)」(新字旧仮名)、底本『新編中原中也全集 第二巻 詩Ⅱ』角川書店、2001年。Soranoha Aozora Bunko TEI Corpus, 055929_000026, release 913b24012e16. https://doi.org/10.5281/zenodo.22718079