結果から結果を作る
飜訳の悲哀――
尊崇はたゞ
道中にありました
再び巡る道は
「過去」と「現在」との沈黙の対坐です
一度別れた恋人と
またあたらしく恋を始めたが
思ひ出と未来での思ひ出が
ヲリと享楽との乱舞となりました
一度といふことの
嬉しさよ
いちど
中原 中也
結果から結果を作る
飜訳の悲哀――
尊崇はたゞ
道中にありました
再び巡る道は
「過去」と「現在」との沈黙の対坐です
一度別れた恋人と
またあたらしく恋を始めたが
思ひ出と未来での思ひ出が
ヲリと享楽との乱舞となりました
一度といふことの
嬉しさよ
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913b24012e1626b47bebf5a14fd31773728229efdb088f1ceb934717c1ac800c中原 中也「一度」(新字旧仮名)、底本『新編中原中也全集 第二巻 詩Ⅱ』角川書店、2001年。Soranoha Aozora Bunko TEI Corpus, 055892_000026, release 913b24012e16. https://doi.org/10.5281/zenodo.22718079