(1) 行け! 私達自然の教徒よ 高く高く燃え燃ゆる自然の精霊の上へ 人間の生命の魂を 燃えべくして燃えざりし炬火を 天日の情熱に投げこんで 紅蓮の焔を眺めつつ 歌え、歌え、輝かせよ  (大地よ、ゆるぐべきものよ古哲の教授よ   何と皮相なよろこびなる   草ものびる、私も育つ   ああ、生長への伴奏よ   葬送への奏楽ぞ) (2) 行け! 私達一切への戦士よ 異国のはるかにへだてし虹霓の先端に 露ぬるる髑髏の丘よ 我等が人類への檄文を草せよ 社会の高塔に輝く存在の栄誉の 影を見事に失せしめて 歌え、歌え、歓喜せよ  (墓場深く埋ずもれし祖先の屍は   今朽ち果てて   宇宙の心に帰ろうとする   魂ありしものの苦悶は   地上にありし時の   かなしき懺悔の苦戦である)