荒蕪の平原に野を耕し
草を食み、木の実を喰える
人類生存の現象は
高峯の麓にありて
あまりにはかなき生命……
盛夏白熱頂点に達せんとするも
未だに消ゆるなき
雪原の輝きは
天地創造の第一年より
永遠なり
人類生命、億劫に至るも
一切は幻滅に帰り
無し――一切無し
成体もこれ大地の化身なれば
霊魂も又瞬間にして
遺る何物もあらざるべし
されど
高峯は歴史を超え
時代を超えて永遠……
こうほうのしょう
今野 大力
荒蕪の平原に野を耕し
草を食み、木の実を喰える
人類生存の現象は
高峯の麓にありて
あまりにはかなき生命……
盛夏白熱頂点に達せんとするも
未だに消ゆるなき
雪原の輝きは
天地創造の第一年より
永遠なり
人類生命、億劫に至るも
一切は幻滅に帰り
無し――一切無し
成体もこれ大地の化身なれば
霊魂も又瞬間にして
遺る何物もあらざるべし
されど
高峯は歴史を超え
時代を超えて永遠……
記録は下にリンクした署名済みの TEI ファイルです。このページはそれを読むための一つの形です。読みが複数ある箇所は一つだけを本文に示し、もう一方は語の title に残しています。 / The record is the signed TEI file linked below. This page is one way of reading it. Where the text has more than one reading, the page shows one of them and keeps the other on the word itself, in its title text.
913b24012e1626b47bebf5a14fd31773728229efdb088f1ceb934717c1ac800c今野 大力「高峯の頌」(新字新仮名)、底本『今野大力作品集』新日本出版社、1995年。Soranoha Aozora Bunko TEI Corpus, 055598_001471, release 913b24012e16. https://doi.org/10.5281/zenodo.22718079