あついあつい

夕食後のあつさ

のんびりと立って見た

やっぱり暑い

むっちり蒸される様だ

ひたいには汗がこんなににじむ

＊

弟よ外へ行こう

庭の石に腰をかけて

<span data-tei-rend="bouten 傍点 right" style="text-emphasis-style: filled sesame; text-emphasis-position: over right">鈴懸花</span>の香をかいで

青く澄み渡った北国の宵空に

教えられたあの一つの星を探そう

＊

七月七日の夜も近づいた

牽牛織女の星がどこにあるか

それも探そう

天の川流れるあたり

天上の花のさても美しき事よ