たかき樹の枝にかかり、
梢にかかり、
果實とるひとが忘れてゆきたる、
いな、
忘れたるにあらねども、
えがたくて、
のこしたる紅き林檎の果のやうに。
わすれたるにあらねども
サッフォ
たかき樹の枝にかかり、
梢にかかり、
果實とるひとが忘れてゆきたる、
いな、
忘れたるにあらねども、
えがたくて、
のこしたる紅き林檎の果のやうに。
記録は下にリンクした署名済みの TEI ファイルです。このページはそれを読むための一つの形です。読みが複数ある箇所は一つだけを本文に示し、もう一方は語の title に残しています。 / The record is the signed TEI file linked below. This page is one way of reading it. Where the text has more than one reading, the page shows one of them and keeps the other on the word itself, in its title text.
913b24012e1626b47bebf5a14fd31773728229efdb088f1ceb934717c1ac800cサッフォ「忘れたるにあらねども」(旧字旧仮名)、底本『上田敏全訳詩集』岩波文庫、岩波書店、1962年。Soranoha Aozora Bunko TEI Corpus, 055226_001713, release 913b24012e16. https://doi.org/10.5281/zenodo.22718079