松の木山に銃声がいくつもとどろいた
山の上に赤い旗がうごかない雲を待っている
銃声が止むと ごとんごとんと六段返しみたいに的が回転する
おれの弾は調子づいたとみえて うつたびに景気のいい旗が上った
おれの眼玉は白雲ばかり見ていた
しゃげきについて
竹内 浩三
松の木山に銃声がいくつもとどろいた
山の上に赤い旗がうごかない雲を待っている
銃声が止むと ごとんごとんと六段返しみたいに的が回転する
おれの弾は調子づいたとみえて うつたびに景気のいい旗が上った
おれの眼玉は白雲ばかり見ていた
記録は下にリンクした署名済みの TEI ファイルです。このページはそれを読むための一つの形です。読みが複数ある箇所は一つだけを本文に示し、もう一方は語の title に残しています。 / The record is the signed TEI file linked below. This page is one way of reading it. Where the text has more than one reading, the page shows one of them and keeps the other on the word itself, in its title text.
913b24012e1626b47bebf5a14fd31773728229efdb088f1ceb934717c1ac800c竹内 浩三「射撃について」(新字新仮名)、底本『竹内浩三全作品集 日本が見えない 全1巻』藤原書店、2001年。Soranoha Aozora Bunko TEI Corpus, 054824_001675, release 913b24012e16. https://doi.org/10.5281/zenodo.22718079