星は夢の様に美しくかなしい
星は思ひ出の様になつかしくわびしい
故里を遠くはなれた旅人は星を見れば
故里を思ひ出すだらう――
明り星の出てゐる故里の山を
星の様にやさしく星の様に
うるんだ父母の瞳を……
妹よ!窓をしめてくれ星が流れる星が
妹よ!窓をしめてくれ――又思ひ出してはならぬものを思ひ出すだらうから
ほし
森川 義信
星は夢の様に美しくかなしい
星は思ひ出の様になつかしくわびしい
故里を遠くはなれた旅人は星を見れば
故里を思ひ出すだらう――
明り星の出てゐる故里の山を
星の様にやさしく星の様に
うるんだ父母の瞳を……
妹よ!窓をしめてくれ星が流れる星が
妹よ!窓をしめてくれ――又思ひ出してはならぬものを思ひ出すだらうから
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913b24012e1626b47bebf5a14fd31773728229efdb088f1ceb934717c1ac800c森川 義信「星──〔星は夢の様に〕」(新字旧仮名)、底本『増補 森川義信詩集』国文社、1991年。Soranoha Aozora Bunko TEI Corpus, 054378_001652, release 913b24012e16. https://doi.org/10.5281/zenodo.22718079