1
どこかに妹がきてゐる
tom・tomとゴムまりをついてゐる
ぼくの心のゴムまりを
妹はtom・tomとだまつてついてゐる
2
もうとどかない花の日がぬれてゐる
思ふことがみんな童話になつてはくづれてゆく
ふるいオルゴオルのふるい折返しからの歌よ
こはれた心のひびきよ ふるさとの声よ 雨の音よ
あめ
森川 義信
どこかに妹がきてゐる
tom・tomとゴムまりをついてゐる
ぼくの心のゴムまりを
妹はtom・tomとだまつてついてゐる
もうとどかない花の日がぬれてゐる
思ふことがみんな童話になつてはくづれてゆく
ふるいオルゴオルのふるい折返しからの歌よ
こはれた心のひびきよ ふるさとの声よ 雨の音よ
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913b24012e1626b47bebf5a14fd31773728229efdb088f1ceb934717c1ac800c森川 義信「雨」(新字旧仮名)、底本『増補 森川義信詩集』国文社、1991年。Soranoha Aozora Bunko TEI Corpus, 054345_001652, release 913b24012e16. https://doi.org/10.5281/zenodo.22718079