昨日四石ひいたら
奴今日五石ふんづけやがった
今日正直に五石ひいたら
奴 明日は六石積むに違いねい
おら坂へ行ったら
死んだって生きたってかまわねい
すべったふりして
ねころんでやるベイ
そしたら橇がてんぷくして
橇にとっぴしゃがれて
ふんぐたばるべ
おれが口きかないともって
畜生
明日はきっとやってやる
(『弾道』一九三〇年三月号に発表)
うま
猪狩 満直
昨日四石ひいたら
奴今日五石ふんづけやがった
今日正直に五石ひいたら
奴 明日は六石積むに違いねい
おら坂へ行ったら
死んだって生きたってかまわねい
すべったふりして
ねころんでやるベイ
そしたら橇がてんぷくして
橇にとっぴしゃがれて
ふんぐたばるべ
おれが口きかないともって
畜生
明日はきっとやってやる
(『弾道』一九三〇年三月号に発表)
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913b24012e1626b47bebf5a14fd31773728229efdb088f1ceb934717c1ac800c猪狩 満直「馬」(新字新仮名)、底本『日本プロレタリア文学集・39 プロレタリア詩集(二)』新日本出版社、1987年。Soranoha Aozora Bunko TEI Corpus, 054060_001626, release 913b24012e16. https://doi.org/10.5281/zenodo.22718079