賣店の女の顏の明るさはアスフアルト敷くこの街の顏
行ずりに見し外人の瞳かも土曜の夕のそゞろ歩きに
客を呼ぶ馬車屋の笛のあわれさや逗子驛頭の冬のたそがれ
たたき賣るバナナ屋の聲寒寒と宵のしゞまを破りて流る
まち
桜間 中庸
賣店の女の顏の明るさはアスフアルト敷くこの街の顏
行ずりに見し外人の瞳かも土曜の夕のそゞろ歩きに
客を呼ぶ馬車屋の笛のあわれさや逗子驛頭の冬のたそがれ
たたき賣るバナナ屋の聲寒寒と宵のしゞまを破りて流る
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913b24012e1626b47bebf5a14fd31773728229efdb088f1ceb934717c1ac800c桜間 中庸「街」(旧字旧仮名)、底本『日光浴室 櫻間中庸遺稿集』ボン書店、1936年。Soranoha Aozora Bunko TEI Corpus, 053944_001604, release 913b24012e16. https://doi.org/10.5281/zenodo.22718079