汽車がきてます山の驛
驛長さんと機關手と
お話してます立つたまゝ
生れたお國のことなどを
馬もきてます馬車の馬
プラツトホームは山つづき
月見草など咲いてゐて
虫がこもつて鳴いてます
まもなく出るでせうあの汽車は
時計をみてます驛長さん
空をみながら機關手は
機關車の方へ歩きます
雲が近くてこの驛は
汽笛の音がふくれます
トンネルからきたあの汽車は
またトンネルに入るでせう
やまのえき
桜間 中庸
汽車がきてます山の驛
驛長さんと機關手と
お話してます立つたまゝ
生れたお國のことなどを
馬もきてます馬車の馬
プラツトホームは山つづき
月見草など咲いてゐて
虫がこもつて鳴いてます
まもなく出るでせうあの汽車は
時計をみてます驛長さん
空をみながら機關手は
機關車の方へ歩きます
雲が近くてこの驛は
汽笛の音がふくれます
トンネルからきたあの汽車は
またトンネルに入るでせう
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913b24012e1626b47bebf5a14fd31773728229efdb088f1ceb934717c1ac800c桜間 中庸「山の駅」(旧字旧仮名)、底本『日光浴室 櫻間中庸遺稿集』ボン書店、1936年。Soranoha Aozora Bunko TEI Corpus, 053833_001604, release 913b24012e16. https://doi.org/10.5281/zenodo.22718079