松葉杖の長さも歳と共に長くなつていつた。
新らしい儘溜まる片方の靴の数で悲しく歩いた距離が測られた。
何時も自分は地上の樹木の次のものであると思つた。
せっきゃく
李 箱
松葉杖の長さも歳と共に長くなつていつた。
新らしい儘溜まる片方の靴の数で悲しく歩いた距離が測られた。
何時も自分は地上の樹木の次のものであると思つた。
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913b24012e1626b47bebf5a14fd31773728229efdb088f1ceb934717c1ac800c李 箱「隻脚」(新字旧仮名)、底本『李箱詩集』花神社、2004年。Soranoha Aozora Bunko TEI Corpus, 053788_001597, release 913b24012e16. https://doi.org/10.5281/zenodo.22718079