昤々としてひかれるは
硫黄ヶ岳の尾根の雪
雲灰白に亙せるは
鳥ヶ森また駒頭山
焼き枕木を負ひ行きて
水路に橋をなさんとや
雪の荒野のたゞなかを
小刻みに行く人のあり
〔れいれいとしてひかれるは〕
宮沢 賢治
昤々としてひかれるは
硫黄ヶ岳の尾根の雪
雲灰白に亙せるは
鳥ヶ森また駒頭山
焼き枕木を負ひ行きて
水路に橋をなさんとや
雪の荒野のたゞなかを
小刻みに行く人のあり
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913b24012e1626b47bebf5a14fd31773728229efdb088f1ceb934717c1ac800c宮沢 賢治「〔昤々としてひかれるは〕」(新字旧仮名)、底本『新修宮沢賢治全集 第六巻』筑摩書房、1980年。Soranoha Aozora Bunko TEI Corpus, 053377_000081, release 913b24012e16. https://doi.org/10.5281/zenodo.22718079