われらが書に順ひて
その三稜の壇に立ち
クラリネットとオボーもて
七たび青くひらめける
四連音符をつゞけ奏し
あたり雨降るけしきにて
ひたすら吹けるそのときに
いつかわれらの前に立ち
かなしき川をうち流し
渦まく風をあげありし
かの逞ましき肩もてる
黒き上着はそも誰なりし
〔われらがふみにしたがいて〕
宮沢 賢治
われらが書に順ひて
その三稜の壇に立ち
クラリネットとオボーもて
七たび青くひらめける
四連音符をつゞけ奏し
あたり雨降るけしきにて
ひたすら吹けるそのときに
いつかわれらの前に立ち
かなしき川をうち流し
渦まく風をあげありし
かの逞ましき肩もてる
黒き上着はそも誰なりし
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913b24012e1626b47bebf5a14fd31773728229efdb088f1ceb934717c1ac800c宮沢 賢治「〔われらが書に順ひて〕」(新字旧仮名)、底本『新修宮沢賢治全集 第六巻』筑摩書房、1980年。Soranoha Aozora Bunko TEI Corpus, 053355_000081, release 913b24012e16. https://doi.org/10.5281/zenodo.22718079