細左馬事、兼而海軍の志在、曽而馬関を龍と同伴ニて上京致候。在故て薩に下らんとす。 今幸ニ太郎兄が帰長の事を聞ク。今なれバ彼ユニヲンに左馬をのせ候ても宜かるべく、左馬事ハ海軍の事ニハ今ハ不幸者と雖ども、度〻戦争致候ものなれバ、随分後にハ頼も敷ものとも相成候べしと楽居候。 もしユニヲンのつがふが宜しいとなれバ、西吉、小大夫の方ハ拙者より申談候てつがふ宜く候。 能御考可被下候。 早々頓首〻。 八日龍 此書錦戸ニ頼ミ遣ス。 但シ太郎ハ又変名在之。 多賀松太郎様龍