かの小野小町が名哥(歌)よみても、よくひで(日照)りの順のよき時ハうけあ(請合)い、雨がふり不レ申。あれハ北の山がくもりてきた所を、内〻よくしりてよみたりし也。
につただゝ(ママ)つねの太刀おさめてしほ(潮)の引しも、しほ時をしりての事なり。
天下に事をなすものハねぶともよく〱は(腫)れずてハ、はり(針)へハうみ(膿)をつけもふさず候。
おやべどのハ早、子ができたなどゝ申人あり、いかゞ私しがいゝよるというておやり、かしこ。
六月廿八日龍馬
おとめさまへ
此手がみ人にハけ(決)して〱見せられんぞよ、かしこ。