Soranoha

夜の赤坂

よるのあかさか

国木田 独歩

東京の夜の有様を話して呉れとの諸君みなさんのお望、可よろしい、話しましよう、然し僕は重に赤坂区に住んで居たから、赤坂区だけの、実地に見た処を話すことに致します。

先づ第一に叔母様をばさんなどは東京を如何どんなにか賑かな処と思つて、そろ〱と自分の眼で自分の景色を形つくつて居なさるだらうが、実地見ると必定きつとその想像の違つて居たことに驚かれるだらうと思ふ。京にも田舎ありとはよく言つた諺で、赤坂は先づ京の田舎です。此田舎が東京には沢山にあるので、叔母様達の想像して居るやうな、画に書いてあるやうな処は東京十五区の中、幾ヶ所もないのであります。

其中そのうちにも赤坂はさみしい処で、下町、則ち京橋や日本橋に住んで居る者は、狐や狸の居る処と心得て居る位。実際又た狐狸の居さうな処がいくらもあるのです。

夜になると赤坂で、賑かな処と言ふべきは、たゞ田町、一木ひとつぎ、新町、先づ此位で、あとは極く淋しい処ばかりです。

流石に田町附近は賑かです。殊に赤坂芸者と言つて、東京市中、数ヶ所の芸者の居処の一になつて居るから、夜になると、紅燈緑酒の有様が田町の家並に開かれるので、溜池の大通を歩くと、あの二階でも此の二階でも三絃しやみ、太鼓の花々しい響か、それとも爪弾とやら、乙に気取つた楽たのしみの音が洩れるのです。下町の方から景気よく車を駆つて溜池の広い通を来る紳士があると仮定なさい、道幅が二十間もある坦々たる道、右は溜池、左は家並やなみ、そして桜と柳が左右に並んで植込んである中を車は飛ぶのです。此車の轅かぢぼうの下ろされる処は、言はずもがなで、東京の今の紳士といはれる仲間の十の七八は皆な斯んなことを以て得意として居るのです。

或夜のことでした僕は八時頃、山王の山に散歩にゆくと其夜は月で、而も空に一片の雲なく、なまぬるい春風がそよいで何となく人の心をそゝるやうな、くすぐるやうな気持のする、うつとりした晩でした。溜池橋の上に立て見ると、葉桜の黒い影、夜露にきらめく月影、溜池の上に立籠めた狭霧さぎり、見上ぐれば真黒に繁つた山王台、皆な佳い眺めでした。僕は暫時く橋上に立て眺めて居ましたが、やがて橋を向へ渡ると、此処は麹町区、然し地勢からいふと赤坂に加はへても可いので、山王台は赤坂の者は皆な赤坂のものと思つて居ます、つまり山王台は赤坂の公園と言つても可いので、此処に散歩する者は大概赤坂区の、田町附近の者ばかりです。則ち僕も赤坂氷川町に住んで居ながら、常に此処に散歩にくるのであります。

神社に樹木の多いことは今更云ふまでもないが、山王台(日枝神社ひえじんじや)は別して三抱みかゝえも四抱もある大樹鬱として繁り、全山、日影を見る場処は少ないので、春夏秋の三季は此木下蔭このしたかげを逍遙する者が少なからぬのです。併し夜! 夜は又これほど物寂しい場処は少なく、夏の熱い最中ならば知らぬこと、其他の季節に夜に入つて此山に登る者は決して普通ただの人ではない。

僕も夜は余り此山を散歩したことのないのが、其夜は月の景色のめでたさに思はず森蔭を歩いて見る気になつた、表の鳥井の方から登つて見ました。

村の八幡の境内もこれほどにはないので、其寂寥たる様は、東京の町の中に如何して斯る場処があるかと、とても実地見ぬ諸君には想像がつかない位でした。真黒に繁つた木の葉の間から月影が星のやうに見える処もあり、闇々黒々、まるで穴の中を歩くやうな処もあり。

僕は探るやうにして上の平地に出で、北向の方に行つて、ベンチの一に腰を下ろし、田町の方を見下すと樹木の間から花やかな灯火が一列になつて直ぐ下に横はつて居る、例の紳士どもの馬鹿騒が手に取るやうに聞える。三絃の冴えた音が響く。笑ひさゞめく声すら做る。

山王台を一名星が岡と称する、其理由は昔、山王台から、北の方の山の手を望むと農家の灯が点々して恰も星のやうに見える処から出でたとのこと、頗る怪やしい説であるが、兎も角此台の名を定めし其以前此大都会の未だ開けない時分はさうでも有つたかと思はれるのです。

僕は暫時くベンチに腰かけたまゝ身動きも為ないで居ますと、人声がするのです。何者かひそひそ話しながら暗い影の中を歩いて僕の方へ近いて来る者があるのです。近くに従つて僕は男女の二人であることに気が着きました。果してさうでした。二人は僕の居るのに気がつかぬかして、かすかに笑ひ、かすかに語り、折り〱立どまり、身体からだをすり寄せなどするのです。

僕は咳をしました。其時、二人の姿は月影のさやかなる中に現はれました。一目見て僕は楽しい恋人同志なることを知りました。二人とも未だうら若い男女恐らく遠からず結婚する仲間でしたらう、それとも結婚早々の新夫婦であつたのか其辺は僕の推察出来ない処です。兎も角二人は僕の居たのに気がつくや少しきまりが悪るさうでした。男はわざとらしく、

『真実ほんたうに此処は月の夜に限ぎる』と僕に聞えよがしに言ひました。

『でも暗いじやア御座いませんか』と女はあまへるやうに言ひました。

『影が暗いから月の光が猶ほ可いのです』と男は暗い陰の方へ入りました。女もつゞいて光を避けました。恋人同志にはどうしても人目は禁物と見えます。

思ふに山王台の月の夜は斯る楽い仲間に数々しば〱占領せられるのでしよう。独でぼんやりベンチに腰かけて居た僕は急につまらなくなつて帰宅しました。

又或晩のことでした、十時頃僕は表町から一木町辺に散歩に出ると此日は、何かの祭日で軒提灯が門並に点いて居て随分きらびやかでしたが、時が遅いので人の出は余程減つて居ました。赤坂の中で町らしい町は一木の通だけですけれど、縁日の外は夜もさまでは賑かでなく、これを神田の小川町、牛込の神楽坂、四谷の大通などに比べて見ると人の出は十が一にも及ばないのです。であるから平常ふだんは十時頃になると店の戸を閉める家すらある位、夏季なつばなら知らぬこと其他は赤坂の夜は確かに日本橋、京橋、神田、本郷、下谷、浅草などの区よりも二時間位は早く夜が更けると見てよろしいので、赤坂区の大部分は十一時十二時は深夜です。

しかし僕の散歩に出た其夜は祭日であるから十時でもさすがに未だ平常よりは人の往来がはげしかつたのです。僕は一木町と表町の丁字形になつて居る処まで来ると、理髪店とこやの前に大さう人が集まつて居ます。そして此人山の中から手風琴の音が起つて、それに合はして軍歌やうのものを歌ふだみ声が聞えるのです。僕は兎ある軒下に立てこれを遠くから見物して居ました。

この夜も月で、やゝ西に傾いた光が表町の広い道の三分の二をくつきりと白く照らし三分一は南の家並で黒く陰つて居ました、僕の立て居た処は此黒い影の中であるから、向むかふを見て居ると恰度幻灯を見て居るやうです。

軒提灯は蝋燭が流れて、並び連ねた紅い団たまは一斉に瞬をして居る、人々は最早や祭日の楽を今一時間の中に尽すべく猶ほ浮かれて居る。黒い人山は少しづゝ其処を移して左右前後に動くのです。手風琴の音が絶えては起り、起りては絶え、調子はづれの軍歌が忽ち大声にわめかれるかと思へば、忽ち笑ひ声の中に消えて了ふ。

此時田町の方から小供の群が万灯まんどうをかついで、景気よく押寄せて来ましたが、手風琴の仲間を見るや『万歳!』と口々に叫けんで其中心に割込みました。すると手風琴の人山が左右にドッと割れて『万歳!』『万歳!』と若衆も小供も声をかぎり叫び、わッしよ〱と一団になつてねり出しました。万灯は動く、手風琴は出たらめに鳴りだす。

此時見附の方から二頭曳の馬車、鉄蹄の響も勇ましく駈けて来ましたが、ねり歩いて居た仲間は道をよけると同時に万歳! と叫びました。馬車は幌馬車で、乗つて居たのは西洋人の男女三四人。

馬車が通り過ぎるとたんに何と思つたか中の西洋人の一人がフウラーと大声で叫けんで一団の白いものを後ざまに投げ出しました。多分西洋人は酔つて居たのでしよう。其投げだしたのは花束でした、多分夜会の帰りででもあつたのでしよう。

花束は奪合ひでめちや〱になり、同時に今一度万歳の声が起りました。馬車は既に青山の方へと一丁も先きを駈けて居ました。

思はず時間を取つたので僕は帰路につきました。仲町辺まで来ると最早別天地です。総てこの辺に住む者は官吏か教師か銀行会社等の役員か、或は利子で食ふ遊民か、其外店を開いて物を商はざる種類の人々で、昔ならば武家屋敷のやうな所であるから夜になると、たゞ街灯が所々しよしよに点いて居るばかり、其淋しさは一通でないのです。十時過ぎれば大概の家は寝て了ひ、灯火の外にもれて居る家は余りない。

或夜のことでした。僕は青山北町の友人を訪問して十一時頃まで話し、友人が車を呼ばうといふのを辞して外に飛びだすと、外は真暗、北風はピウ〱吹いて寒い〱晩でした。赤坂は東西に長く南北に狭い土地ですから氷川町まで帰るには、随分遠いのです。僕は外套の襟を立てゝ表町から東宮御所の前を真直に郡部(渋谷村)まで達する余一里の大道を郡部の方から表町の方へと逆に大急ぎで歩きました。

東京の冬の夜と来たら実にたまつたものでないのです。道は石のやうに凍り、吹く風は身をきるばかり。殊に青山の大通は道幅の広いだけに風の当が強く、晴天がつゞくと此寒い風が更に砂を捲いて顔にぶつかるのです。処が其夜は雪あがりで砂の厄難のないかはり、道が氷の上のやうにすべる、僕は物ともせず頸をすくめてどし〱歩きました。

道はまるで無人の境です。人つ子一人通つて居ません。街灯が寒さうな光をかすかに放つて居るばかり。

星斗闌干せいとらんかん、武蔵野は晴れに晴れて、大空を仰げば気も遠くなるばかり。天の川白く霜を帯びて下界を圧して居るのです。

かういふ晩に車に乗るは却て寒気かんきを増すばかりなることを僕はよく知つて居ますから、此寒さにも客まちして居る車夫の一人を見ましたけれども乗りません。どし〱歩きました。

新坂を下りると鍋焼うどんが居ました。一人の若い男が頻りと甘さうに食べて居ました。

僕の家は其頃氷川神社のすぐ脇にありましたから、家に帰るには是非神社の傍を通らなければならないのです。処が此氷川神社、恐らく赤坂区の中これほど物淋しい処はありますまい。

其森の暗いことは山王台の如く、而も其物すごさは却て氷川神社のほうが甚ひどいのです。であるから近処の女などはよく〱の用事がなければ日が暮れて後、氷川神社の傍を通るものは無いのです。況て十時過ぎになると男子とても此境内に散歩するなどの物好はめつたにないのです。夏の夜の月の佳い晩など、氷川町に住む人々の中で折々は此境内に清涼の気を納れるべく出かけるものもありますが冬の夜など、うかと此境内でまごつくと巡査が怪い奴と直ぐ身元を調べるかも知れません。僕は元来臆病者であるから斯ういふ場処を夜更に通行することは余り好まないのですが此夜是非に及ばず真暗な森蔭を通らなければならなかつたのです。

おつかなびつくりで裏門の処まで来ると、境内でひそ〱話を為るものがあるのです。この寒空に如何に気楽な恋人同志でもまさかに氷川神社を撰んで散歩は為ません。僕は急に足を止めて聞き耳をたてました。するとぴかりと眼を射た一閃の光は巡査の角灯でした。

『何んで斯んな処に寝るのだ、貴様の職業は元来何だ』といふ声は巡査です。僕はこの先の問答を聞くよりも早く家に帰つて温まつた方が可いから其まゝ其処を通り過ぎました。多分、寝る処もない男が絵馬堂の隅にでも一夜の宿を借りたのでしよう。それとも悪党が暫時身を潜まして居たのかも知れません。

中天高く聳えて居る氷川の森はこの時風に吹かれて物すごく鳴つて居ました、少し離れてこれを望むと真黒な小山のやうな輪画ママを半空に描いて居ます。

又或夜の事でした。

僕は妹を二人連れて田町の寄席へ行つたことがあります。この寄席は常に講談ばかりで落語や義太夫は掛つたことのない席で、其客とする処は東京で所謂る職人ばかりです。即ち労働者ばかりです。然し小供には却て落語の渋いのよりも講談の実のあるはうが面白いので妹等は常も僕を促して此寄席にゆくのです。東京人士の中以下の娯楽は此寄席にあるので、『どうだね、今晩寄席にでも行かうかね?』など、極めて手軽に一夜のなぐさみが出来るのです。ですから赤坂は甚だ狭い区であるが田町、一木の辺だけでも寄席が三ヶ所ほどあります。年中客の絶えないのを見ても夜の東京から此寄席をはぶくことの出来ないのが解りましよう。

僕が妹等と行く寄席の内部をお話すると、客は殆ど男ばかり、そして其行儀の悪いのは驚くばかりで、十人の二三は身体を横にして居るのです、中にはすや〱と眠つて居て、時々張扇の音に目を覚し夢現に宮本武蔵、国定忠次の伝記を聞いて居るのです。そして夜の十時か九時半頃まで、兎も角も罪のない時間を消すのです。

さて或夜のことでした。僕等は其夜、鈴木主水もんどの講談を聞きましたが席が終はねるや外に出ると、二三人の人が黒田下の交番の方を目がけて小走りに走るので、何事が初まつたかと、僕等も其後について走りました。妹等の家は黒田下にあるのだから殊更に走つたわけでもないのです。

『何だ、何だ。』と口々に罵りながら人々がバタ〱走ります。すると一人が、

『人殺、人殺』と叫びます。此声を聞いて両側の家の者がどや〱と外に出ました。中には走りゆく人に加はつて走りだす者もあります。一軒の芸者屋の前に来ると、芸者ども二三人外に出て居ます。

巡査派出所(交番)まで来て見ると、何事もない様子、巡査は平気な顔をして居るのです。然し人々は猶ほ満足しない。黒田邸を廻ぐる道について走ると、向ふから三四人の若衆ががや〱言ひながら来るのに遇ひました。

『何だ、何だ』と一人が問ひかけました。

『何だか解らない、人を馬鹿にしてらア』と向から来た一人が言ひました。

『だつて人殺しだつて言ふじやアないか』とこちらの一人が言ひました。

『さうかね、人殺だつて? 真実かね?』と向の一人が驚いて問ひました。すると後の方から一人の男がバタ〱走りながら『人殺! 人殺!』と叫んで吾々の傍を飛んでゆきます。これを見て今まで問答して居た仲間が申し合はしたやうに其男の後を逐うて駈けだしました。

麻布谷町の通りと田町七丁目の交叉して居る三辻に来て見ると何十人といふ人ががや〱言ひながら集まつて居ましたが、一人として取留めた事を言ふものはありません。真面目な顔をして天の一方を睨んで居る者もあれば、ひそ〱と話し合つて居るものもあり、笑つて居るものもあり。三々五々、谷町の方へ行つたり来たりして居るのです。僕は一人の男に向つて、

『何ですか、人殺でもあつたのですか』と聞くと

『何だかそんな話ですが私も今来たばかりで解らないのです』と答へました。兎も角も僕は実際を確めてやらうと谷町の方に向つて三四十間行きますと、向ふから七八人の男が笑いながら、

『何だ馬鹿々々しい、人を馬鹿にして居やアがる、可い面の皮だ』と言ひながら来るのに会ひました。其様子を見ると確に実際の馬鹿々々しい騒動を見届けて来たものらしいから僕も其男どもと後へ引返へして来ました。此時溜池の方から一輛の人車が韋駄天走りにやつて来る、車上の人は警官、御用の提灯を膝の上にのせて居るのです。

これを見るや、今まで馬鹿々々しいと語りながら歩るいて居た連中は、

『そら! 矢張り人殺だ!』と叫けんで其車の後についてバタ〱駈けだしました。僕は余りの事に吹きだしました。

妹の家に帰つて三十分ばかり経つて外に出て見ると、三辻に未だ二三十人の人が集まつて居ます。然し今度は誰一人大声で話して居る者はありません、大真面目になつて黒田家の裏門を見詰て居るのです。裏門の前には巡査が一人立番をして居て出入を禁じて居る様子です。此時が十時半。

馬丁が喧嘩をして其一人が短刀で刺れたといふ事件、而もがや〱騒いで走り廻つた何十人の一人も其実際を見ることは出来ず、たゞ夜ふけに大道を大声をあげ駈け廻はつただけです。

東京には斯いふ馬鹿気たことが少くないので、火事と弥次馬は東京の名物、それが夜の街をやゝもすると騒がして居るのです。

山手は総じて樹木が多いが、其中でも赤坂は町の少いかはりに樹木が多く、青山南町、丹後町、氷川町、新坂町辺は庭に樹木が植ゑてあるといふよりも樹木の中に家が建つて居ると言つた方が適当で、此樹木の中に紳士の立派な邸宅が奥ゆかしく潜んで居るのです。夜になると洋灯らんぷ若しくは電気灯の光が深緑の間からちら〱と洩れる、そして琴の音優しく響くなどの有難い趣には割合に富んで居るのです。

六地蔵の縁日は月の六の日に開かれるから其で六地蔵といふのですが、赤坂区中の最も賑かな一木町にあるだけに随分六の日の晩はにぎはふのです。

地蔵の境内には見世物が出て油煙をすさまじくあげながらドンチヤンと囃し立てゝ客を呼ぶ。一木町の両側には種々の露店が出る。氷川町、仲町、丹後町、表町、新坂町辺の老若男女がぞろ〱と出かける。山王台の上から此光景を見下すと恰度田舎のお祭のやうです。曇つた晩などカンテラの光が雲に映つて遠くから見ると火事かと思はれるばかり。聯隊の兵士、田町の芸者、小役人の細君、会社員、娘、明治の江戸ッ子、種々雑多の人で、一口に言ふと上流社会を除いた其以外の東京人士の標本は悉く縁日の夜に其御面相から風俗から流行までを陳列するのです。

底本 / Source edition

底本:「日本随筆紀行第七巻 東京(下)」作品社
1986(昭和61)年12月10日第1刷発行
底本の親本:「國木田獨歩全集 第四巻」改造社
1930(昭和5)年9月発行
※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。
入力:向山きよみ
校正:noriko saito
2010年9月7日作成
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TEI
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書誌 / Bibliography
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国木田 独歩「夜の赤坂」(新字旧仮名)、底本『日本随筆紀行第七巻 東京(下)』作品社、1986年。Soranoha Aozora Bunko TEI Corpus, 051289_000038, release 913b24012e16. https://doi.org/10.5281/zenodo.22718079

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