あれあれ鳴る、鈴が鳴る。
水で鳴る、空で鳴る、雲で鳴る。
あれあれ鳴る、鈴が鳴る。
路で鳴る、丘で鳴る、森で鳴る。
月夜の晩に、
白い馬が、
銀の鈴を鳴らしてきた。
どこから、どこまで鳴らしてゆく。
西から、東へ、
鳴らしてゆく。
いつから、いつまで鳴らしてゆく。
坊やがおねんねする間。
りんりん、りんりん、
鳴らしてゆく。
すずがなる
小川 未明
あれあれ鳴る、鈴が鳴る。
水で鳴る、空で鳴る、雲で鳴る。
あれあれ鳴る、鈴が鳴る。
路で鳴る、丘で鳴る、森で鳴る。
月夜の晩に、
白い馬が、
銀の鈴を鳴らしてきた。
どこから、どこまで鳴らしてゆく。
西から、東へ、
鳴らしてゆく。
いつから、いつまで鳴らしてゆく。
坊やがおねんねする間。
りんりん、りんりん、
鳴らしてゆく。
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913b24012e1626b47bebf5a14fd31773728229efdb088f1ceb934717c1ac800c小川 未明「鈴が鳴る」(新字新仮名)、底本『定本小川未明童話全集 3』講談社、1977年。Soranoha Aozora Bunko TEI Corpus, 051118_001475, release 913b24012e16. https://doi.org/10.5281/zenodo.22718079