花園みたいにまつてゐる。
祭みたいにまつてゐる。
明日がみんなをまつてゐる。
草の芽
あめ牛、てんと虫。
明日はみんなをまつてゐる。
明日はさなぎが蝶になる。
明日はつぼみが花になる。
明日は卵がひなになる。
明日はみんなをまつてゐる。
泉のやうにわいてゐる。
らんぷのやうに点つてる。
あした
新美 南吉
花園みたいにまつてゐる。
祭みたいにまつてゐる。
明日がみんなをまつてゐる。
草の芽
あめ牛、てんと虫。
明日はみんなをまつてゐる。
明日はさなぎが蝶になる。
明日はつぼみが花になる。
明日は卵がひなになる。
明日はみんなをまつてゐる。
泉のやうにわいてゐる。
らんぷのやうに点つてる。
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913b24012e1626b47bebf5a14fd31773728229efdb088f1ceb934717c1ac800c新美 南吉「明日」(新字旧仮名)、底本『日本児童文学大系 第二八巻』ほるぷ出版、1978年。Soranoha Aozora Bunko TEI Corpus, 045095_000121, release 913b24012e16. https://doi.org/10.5281/zenodo.22718079