「けふは、あんまり　いたづらばかり　したので、もう　ぼくは　いい　こに　なれなく　なりや　しないかと、しんぱいだ。かあさん。」

「そんな　こと　ありませんよ。あしたからでも、いい　こに　ならうと　おもへば、きつと　なれますよ。おやすみなさい。」

（母でてゆく。）

「かあさんは　ああ　いふけれど、しんぱいだなあ。こんばんから　おけいこを　しよう。どう　したら　いいか　しら。さうだ。きをつけを　したまま　ねて　やらう。」

（ひとりごと）