鷲がその威風に似ず、低脳らしい金属性の声をたてた。

支那の聖人に似てゐる駱駝が、唇をふるはせながら子供に<span data-tei-rend="bouten 傍点 right" style="text-emphasis-style: filled sesame; text-emphasis-position: over right">せんべい</span>を貰つてゐる。彼女は、それを見て、やつぱり日向ぼつこをしてゐるときが一番好きだと云つた。

火食鳥は神主。駝鳥は DEMI\-MONDAINE のなれの果て。

「さけい」といふ鳥の前で、彼女はまた、「農民ね」と呟いた。

眠つてゐる獅子の檻に近く、長髪の男が、しきりに、「怒れる獅子の図」を描いてゐた。

なまめかしきは黒豹。

熊と川獺は友だちにもちたくない。