「文壇波動調」欄記事 (その一) 岸田國士  □鏡に顔を映して見て――へえ、おれはこんな面をしてゐるのか――と、今更らしく、変な気持ちになることがある。  自分の書いた脚本が上演されて、それと同じ驚きを感じるなどは、惨めだ。(國)