せちになげける秋の木立に、
青める月の、病めるいぶき。
風のまに〱に、浮びては消ゆる。
哀れ『世』□(不明)さま、夢かまぼろし、
水のおもての泡沫と知れど、
『生』はなほも光をすひぬ。
根もとに重なる、空し朽葉!
艶なる夏 夢を埋め、
――地下にこゞゑし都会もあるや!
あきなげかい
漢那 浪笛
せちになげける秋の木立に、
青める月の、病めるいぶき。
風のまに〱に、浮びては消ゆる。
哀れ『世』□(不明)さま、夢かまぼろし、
水のおもての泡沫と知れど、
『生』はなほも光をすひぬ。
根もとに重なる、空し朽葉!
艶なる夏 夢を埋め、
――地下にこゞゑし都会もあるや!
記録は下にリンクした署名済みの TEI ファイルです。このページはそれを読むための一つの形です。読みが複数ある箇所は一つだけを本文に示し、もう一方は語の title に残しています。 / The record is the signed TEI file linked below. This page is one way of reading it. Where the text has more than one reading, the page shows one of them and keeps the other on the word itself, in its title text.
913b24012e1626b47bebf5a14fd31773728229efdb088f1ceb934717c1ac800c漢那 浪笛「秋 なげかひ」(新字旧仮名)、底本『沖縄文学全集 第1巻 詩Ⅰ』国書刊行会、1991年。Soranoha Aozora Bunko TEI Corpus, 002045_001666, release 913b24012e16. https://doi.org/10.5281/zenodo.22718079