淋しき夜の音づれ、
つかれし眼にうつり
わなゝき震ふ心は、たゆむ隙なく、
あるかなきかの影にも似たれ。
青める星の空より、
涙ににじむ曲を、地になげかわす、
そはわれに、
耳そばだてゝ聞けとや…………
つかれし心に、何をかきかむ、
願ふは、眼の光をとざし。
淋しき夜の音づれ――
闇のかほりを、すはむと思ふ。
つかれ
漢那 浪笛
淋しき夜の音づれ、
つかれし眼にうつり
わなゝき震ふ心は、たゆむ隙なく、
あるかなきかの影にも似たれ。
青める星の空より、
涙ににじむ曲を、地になげかわす、
そはわれに、
耳そばだてゝ聞けとや…………
つかれし心に、何をかきかむ、
願ふは、眼の光をとざし。
淋しき夜の音づれ――
闇のかほりを、すはむと思ふ。
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913b24012e1626b47bebf5a14fd31773728229efdb088f1ceb934717c1ac800c漢那 浪笛「つかれ」(新字旧仮名)、底本『沖縄文学全集 第1巻 詩Ⅰ』国書刊行会、1991年。Soranoha Aozora Bunko TEI Corpus, 002038_001666, release 913b24012e16. https://doi.org/10.5281/zenodo.22718079