わたしは　三度目の開腹手術を受けるために
行ってきます
友よ
手術をしなければならぬということは
命があるということです
いろいろの
心のキズを耐え
力あつめて立ちつづけてきた
体に三度目のメスを受けねばならぬ
黄色い目じりから泪がにじんで流れようとする
友よ
手術をしなければならぬということは
命があるということです
命がなければ　誰の顔も見えなくなるではないか
誰も　わたしをもう見ることができないではないか
命がなければ　もう詩が書けないではないか
命がなければ　体も心も灰になってしまうではないか