星は夢の様に美しくかなしい
星は思ひ出の様になつかしくわびしい
故里を遠くはなれた旅人は星を見れば
故里を思ひ出すだらう――
　　明り星の出てゐる故里の山を
　　星の様にやさしく星の様に
　　うるんだ父母の瞳を……
妹よ！窓をしめてくれ星が流れる星が
妹よ！窓をしめてくれ――又思ひ出してはならぬものを思ひ出すだらうから