うすやみに光れる皿あり
皿の底に蟲かくれ居て啜り鳴く
晝はさびしく居間にひそみて
鉛筆の心をけづるに疲れ
夜は酒場の椅子にもたれて
想ひにひたせる我が身の上こそ悲しけれ